
先日、面白い事がありました。
朝、家のトイレで「あ!トイレットペーパー買わなきゃ!」って思って、
夜帰宅途中に「あの店で買おう!」と
頭の中でトイレットペーパーをイメージしながら、
ちょっと遠回りしてドラッグストアへ。
ところが、いざペーパーの売り場の前に立つと、
ふと、私は思いだしたのでした。。。
「あ!2~3日前に買ったんだった!」
。。。50代にして痴呆が進んできた?
というツッコミはひとまず置いておいて。
なぜ、2~3日前に買ったことを売り場に立つまで思い出せなかったのか?
「トイレットペーパー買わなきゃ~」と考えてる時に脳内イメージは、
「トイレットペーパー」という「記号」でしかない。
でも売り場で実際に見るとパッケージ書かれた宣伝文句
「爽やかな花の香り」「水に溶けやすい」「お尻に優しい」「1ロールで2ロール分」
と色とりどりのパッケージなどが目に入ってくる。
そこで!実際に買った時の状況をリアルに思い出したのです。。
視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚の五感
これをうまく使えば、
「あるある!」という「自分の体験してること」だけでなく
「ありそう!」という「疑似体験」をさせることができます。
前置きが長くなりました。。。
久しぶりに上げました。エピうた17曲目「恋のお葬式」
「恋のお葬式」
ペアで揃えた コーヒーカップ 返しそびれた 空の写真集
レイトショーの シネマチケット ここは恋の なきがらだらけ
スラヴァ聴きながら 恋のお葬式
大丈夫 私は こんな夜 慣れてるの
せつない、さみしい、 辛い でも 今はまだ、嬉しい
あなたとの あの日々は 甘美な ままなの
苦しい、かなしい、 いたい でも 今はまだ、優しい
愛された 思い出に うずもれて いさせて
タイトルについては再考するかもしれませんが。。
元ネタはこんな感じ

最初の4行
「チケットケース」という言葉があまり一般的ではない気がして
(私にはあまり馴染みがなくて)
ベタですが、「ペアで揃えたコーヒーカップ」に。
「貸してもらったままの」物を、具体的に「空の写真集」に。
ここから幸せだった頃のシーンが浮かぶわけです。
「どこか旅行、行きたいな」
「ゴメン。。休み取れなかった。この写真集見てちょっと旅の気分味わって」
みたいな。
ちなみに、この手の「物でイメージさせる歌詞」で上手い!と思ったのは
ジッタリンジン「プレゼント」
あなたが私にくれたもの キリンが逆立ちしたピアス
あなたが私にくれたもの フラッグチェックのハンチング
から始まって、もらったプレゼントをひたすら羅列してるのですが
そのプレゼントの内容で、どんな彼だったのか、どんなお付き合いだったのか、が
リアルに浮かんでくる。
「キリンが逆立ちしたピアス」
見た事ないけど、絶対ありそうで、探しちゃいそうです!
話を戻して
「スラヴァ聴きながら 恋のお葬式」を間に持ってきました。
スラヴァ 知ってますか?
この雰囲気をもう少し明るい曲調で表現したかったので、
別の「Ave Maria」からコードを借りてきました。。
わたし的には「Ave Maria」といえばグノーかな。出だしの4小節。
(コード進行を使うのはパクリではないですよ♪ The Beatlesもやってます。)
と、
こんな感じで、「ありそう!」な状況をイメージさせる歌詞にしてみました。
「恋のお葬式」聴いてね!
そんな「エピうた」を一挙に発表する場を作ります!

エピソードを提供してくれた方もご来場されます。
YouTubeでも聴けるけど、音楽は本来、コミュニケーションの場。
リアルでお会いして交流できる場になれば嬉しいです!
★8/22 12:30~14:10 エピうた音楽会
「3丁目カフェ」(たまプラーザ駅徒歩5分)
入場料2000円(オーダーをお願いします)
一部 「エピうた」ライブ
二部 芽亜利・Jオリジナルライブ
お申込み、お問い合わせ mearij1109@yahoo.ne.jp まで。
「妄想音楽家、芽亜利・Jです!」
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