自分の曲をCDにする方法

シンガーソングライター芽亜利・Jです。
先日、「オーダーメイドソング」を作ってるお客様から
「CDってどうやって作るの?」と聞かれ、

25年くらい音楽をやっていると当たり前にやってることが、
一般の人にはちゃんと説明しないと分からないんだな。。。と改めて感じました。
その分からない部分を、さも凄いことやってるように見せるのもひとつの手かもしれないけど、
ちょっと一般の人に分かりやすく説明してみます。
(分からなかったら是非コメントしてください。)


まず、CDはただのプラスティックの円盤に過ぎません。
それもなくなる日が来るのかもしれません。(今やデータでダウンロードが普通になってきていますね。)
「音楽」は目に見えない「音」なので、それを記録して形にしたものがCD
記録されている楽器や歌のデータの部分を「音源」と言います。
ここでは音源の作り方を説明します。

1,歌を作る。
メロディーに歌詞がついたものが「歌」です。
先にメロディーがあってそこに言葉を載せていくのが「曲先」(はめ込みとも言う)
先に歌詞が出来て、それに音をつけていくのが「詞先」(附曲・付曲とも言う)
最近はアレンジ(バックの音、伴奏)から作る人もいます。


2,アレンジ(編曲)を作る
アレンジは、歌の伴奏を作る事です。
ギター一本、ピアノ一本、バンド編成、オーケストラ編成、いろんなパターンがあります。曲調や、どんなジャンルにするか、楽器は何を使うか、どう聴かせたいか、どこで使うか、も考えて「既成曲でいうと〇〇」というイメージ曲を指定する事も多いです。
今は生の楽器よりもコンピューターで作る方が多いです。
ドラム、ベース、ギター、ピアノ、バイオリン、管楽器などの基本的な楽器の音を重ねて、カラオケを作ります。リズムパターンやコードを決め、前奏、間奏、後奏を付けます。



3,レコーディング(録音)
そして、正式なアレンジのカラオケが出来たら、それで歌を録音します。
自宅でも録音ソフトで録音出来ますが、やはり売るものを作るにはレコーディングスタジオで録音します。
ギターやピアノなど、生で録音した方が良い楽器は、その部分だけ後でスタジオ録音したりします。レコーディングも今はデジタルなので、上手く歌えなかったところは部分的に何度でも取り直し出来ます。
コーラスやダブリ、ハモリも録音します。

4,ミキシング
この録音した声のデータをミックスエンジニア(アレンジャーさんが兼任することが多い)に渡して、ミックスという作業をします。各楽器と歌の音量のバランスや、聴こえ方(前に出すとか遠くで鳴らすとか、エコーを掛けるとか)を調整する事です。音質を変えたりピッチやタイミングを直したりも出来ます。そして、何曲か収録するときは全体の音量をそろえる作業もあります。(マスタリング)
これをやることで、バラバラだった音がひとつの「音楽」になります。



いかがでしょうか?
ただの言葉、ただのメロディーが、一つ一つの作業を積み重ねて「音楽」になっていきます。
機材やソフトを揃えて勉強すればある程度自分ひとりで作る事も出来ます。

JJ企画の「オーダーメイドソング」は、この1~4の工程を一手に引き受けます。
特に1の作詞作曲の時点でしっかりお客様のイメージを掴み、2~4の過程も責任もって最後まで仕上げます。

途中で随時進行状況もお伝えするので、お望み通りのものが出来上がるまで細かくチェックして頂けます。

詳しくは オーダーメイドソング まで。


投稿者: 作曲家・歌手 芽亜利J

シンガーソングライターとして28年の活動の中で、他の歌手への楽曲提供や、映画音楽、よさこい演舞曲、企業様のPRソング、個人のアニバーサリーソングなど500曲以上の楽曲制作実績がある。2021年秋に劇場公開映画「ぬくもりの内側」挿入曲「今でも胸に」を提供。

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