
阿久悠さんが作詞家になるにあたって「作詞家憲法15条」なるものを作った、
という話を聴いて、私が作った「作曲家憲法」
・ 詞が無くても訴える力を持つメロディーであること
・歌いだしから世界観を作ること
・アレンジに頼らないこと
・毎日、創作の時間を持つ
・新しい音楽に触れる
・手ぐせに頼らない
・コードに頼らない
・常にシングル曲のつもりで
(15条まで書きたかったけど思いつかなかった。追々、書き足します。)
この中の、
「詞が無くても訴える力を持つメロディーであること」
について、最近嬉しいことがありました♪
最近、徳間ジャパンのシンガー「崎島じゅん」さんと一緒に曲を作っていて、
私の、CD化してないストック曲にじゅんさんが詞を載せて歌ってくださってます。
私が歌いこなせなくてお蔵入りだった曲も、じゅんさんが詞をつけて歌うと魅力を引き出してもらえて、蘇るのです。
私はまず仮詞を書いて曲をつけるのですが、元の歌詞があると引きずられるので、ピアノ1本の伴奏で、メロディーを「ラララ」で歌って渡したのですが、
出来た詞をみたら、元の詞と同じ世界観の言葉がちゃんと載ってて、
メロディーで伝えられたのかな。。。と嬉しくなりました^^
もちろん、じゅんさんの感性がちゃんと感じ取ってくれた、というのが大きいですが。。。
弾き語りで長く活動してきた事も力になってるのかな。。と少し思いました。
アレンジに頼れないし。メロディーで特色を出すしかないのです。
オーダーメイドソングのお客様にプレゼンするときは、完成をイメージしやすいようにアレンジを軽くつけますが、
本来、メロディーだけで伝えなきゃいけない、ということは、忘れないでいたいです。。